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思い出の小箱
10月 9, 2019日
エヴァ・コベレツキー・メルツ夫人(1894年~1953年)は幼少のころ、1900年~1904年ごろに日本を訪れたお父様からお土産を頂きました。「日出国」にてお父様は家で帰りを待つ愛娘のために小箱を購入しました。帰国後、お父様はそれを娘にプレゼントして日本の美しさを語って聞かせたそうです。
歴史と思い出が詰まったその小箱はご家族によって2019年10月9日にルーマニア国立バベシュ・ボヨイ大学日本文化センターに寄付されました。修復の後、センターにて大切に保管したします。すでにお亡くなりのエヴァ・コベレツキー・メルツ夫人、そしてご家族の皆様に心よりお礼申し上げます。どうぞご健康で、そして末永くお過ごしください。
Eva KOBELECKY-MERTZ 夫人 (1894-1953)